#57 BYODは時代の流れか

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トピックス
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~BYODは時代の流れか~

 統合型プロジェクト管理システム「OBPM」に『Web・スマートフォン 
オプション』が追加されました。これは客先常駐者にも勤怠や工数を「OBPM」
に入力させたいという要望に応えたもので、iPhoneやAndroidなどから簡単に
入力することができます。また、社内メンバーも帰宅途中に入力したり、
Webなので自宅からPCで入力することもできます。

 ところでBYODという言葉を知っていますか。これは、Bring Your Own Device の
略で、社員が個人所有している情報端末を業務に活用することを意味します。
会社側からも社員側からもいろいろと意見があるところなのですが、時代の流れ
は確実にBYOD肯定に進んでいると感じています。

 上記『Web・スマートフォン オプション』も、まさにBYODの普及を見込んでいる
ところがありますが、あくまでリモート端末として使用するだけで企業情報は
保有しない仕組みです。

 ユビキタスやノマドなどいろいろな言葉が出現する中、社外でも仕事ができて
しまうことに対しての意見もいろいろあります。ただ、時代の流れは止められ
ないので、抵抗するのではなく適応するようにした方が良さそうだと考えて
います。

Web・スマートフォン オプションの概要は次の通りです。
http://www.sint.co.jp/products/obpm/sp_option/index.html


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梅田弘之の「グラス片手にビジネスを考える」
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~身近に感じて話題が高まってからでは遅いのがビジネス~

 国民一人ひとりに番号を付ける「マイナンバー法案」が閣議決定しました。
「国民総背番号制だ」などと呼んで反対する声も大きいですが、
コンピュータに携わっている立場からすると国民がIDを持つことによる合理化
や効率化、セキュリティ面のメリットは計り知れないと感じます。

 会社に例えてみれば、社員IDがないのに給与支払いや経費精算、人事履歴を
管理するような状態だったわけです。諸外国に遅れを取っていましたが、
これでようやく効率が高まると感じています。

 というのは一般市民としての意見です。ビジネスパーソンとしては、
2016年1月からの利用開始を想定してビジネスチャンスをつかまなければなり
ません。
既存システムにマイナンバーという項目を追加するのは当然ですが、そういう
貧弱な想像だけではなく、どんなニーズが出てくるかをあれこれ思いめぐらし、
日本全体の合理化に役立てる仕組みを考案して提供したいと思います。


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ストック・コンシャス
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~株主優待制度をスタート。新潟のこだわりのお米をお届けします~

 昨年は株主総会を夜に開催し、仕事帰りでも参加しやすいようにしました。
また、夜開催のメリットはもう1つあって、終了後に株主の皆さまとビール片手
に懇談できることです。株主の皆さまが当社に何を期待しているかを直接
感じることができ、とても良い機会でした。

 その懇談から誕生したのが株主優待制度です。 私はこれまで株主の皆さま
には配当金で還元すればいいと考えていたのですが、やっぱり人間のふれあいは
“お金だけ”でない方が豊かで楽しみがあると感じたのです。

 なのでギフト券やお米券のようなものでなく、私の故郷である新潟で
こだわり栽培されるコシヒカリにしました。今回、栽培農家の渡邉勝蔵さんを
取材して分かったことですが、新潟のお米は6年前にコシヒカリBL(いもち病に
抵抗性を持つように改良された品種)に変貌していて、昔ながらのおいしい
コシヒカリではなくなっていたのです。

 本来は1年以上当社株式を保有している株主様が対象ですが、
株主様からの要望もあり、初年度だけは半年以上保有している株主様を
対象としました。より多くの方々に丹精込めて作られた心のこもったお米を
食べてもらいたいです。

下記にインタビューを掲載していますので、よろしければご覧ください。
http://www.sint.co.jp/ir/shareholder01.html