#90 オンプレミスからクラウドへの転換を支援するツール

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トピックス
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~オンプレミスからクラウドへの転換を支援するツール~

11月27日にAmazon Aurora に対応したデータベース設計支援ツール「SI Object
Browser ER Ver.8.2(以下、OBER)」をリリースしました。Auroraとは、アマゾ
ンクラウドAmazon Web Services(AWS)上のMySQL*1互換のデータベースです。

クラウドシステムを構築するとき、コストを削減するためにMySQLやPostgreSQL*2
などのフリーのデータベースを使いたいという要求が強くあります。アマゾン社
がAWS上にAuroraを用意したことにより、商用データベースからの転換が加速し
そうです。

OBERを使えば、OracleやSQL Serverなどの商用RDBMS*3からリバースし、データ
ベースをAuroraに一括変換して、AWS上のAuroraにフォワードするといった移植
作業を5分もかからずに実行できます。そして、ER図を使ってビジュアルにAurora
の設計作業が行えます。

弊社のホームページから無償トライアル版をダウンロードできますので、よろし
ければお試しください。

*1:MySQL・・・オープンソースで公開されているRDBMSの一つ
*2:PostgreSQL・・・オープンソースのオブジェクト関係データベース管理システム
*3:RDBMS・・・リレーショナルデータベースを管理するためのソフトウェアの総称

▼ 「SI Object Browser ER Ver.8.2」のリリース文はこちら
http://www.sint.co.jp/release/release151126.pdf

▼ 「SI Object Browser ER Ver.8.2」の無償トライアルはこちら
http://www.sint.co.jp/products/ober/trial/trial.html

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梅田弘之の「グラス片手にビジネスを考える」
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~報告会型の会議からディスカッション型の会議へ~

私は、社長業のかたわら製品企画室を担当しています。この部署はECパッケージ
「SI Web Shopping」やオムニチャネルサービス「SOCS〔SI Omni Channel Servi
ces〕」、Web-ERP「GRANDIT」、データベース開発支援ツール「SI Object Brow
ser」「SI Object Browser ER(OBER)」、統合型プロジェクト管理システム
「SI Object Browser PM(OBPM)」、アプリケーション設計書作成ツール「SI
Object Browser Designer(OBDZ)」、さらには「花の名前ダウト」などさまざま
な製品の開発チームが集結しています。

毎週1回集まって1時間くらいミーティングをしていたのですが、各チームの開発
状況の報告会って感じになってしまって、とってもつまらない。そこで報告会か
ら脱却して討論会スタイルにがらっと変更しました。

「アジャイル開発」「ペルソナ」「UI/UX」「品質基準」など、毎回1つのテーマ
を掲げて各チームの取り組み状況を紹介し合って意見交換します。できるだけ
全員に話させようとバシバシ指名するので、誰しも傍観者ではいられなくなり
ました。

短時間なので整理されたアウトプットは出ないのですが、やっぱり脳細胞を刺激
する会議の方が断然面白くためになります。「会議を面白くする」というテーマ
をみんなで考えてみるのもいいと思います。