#50 「UCCホールディングス様がeコマースを統合した理由」

■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
トピックス
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
~「UCCホールディングス様がeコマースを統合した理由」~ 
月1回発行しているこのメルマガも第50号を迎えました。かれこれ4年と
2か月、よくネタが続いているなぁって思うのですが、同じようなテーマ
をもう一度取り上げていることもあるようです。

その1つが統合。第30号で、『最近、いろいろなビジネスで“統合”が
キーワードになっている。』として、大建プラスチック様のGRANDIT事
例やOBPMにおける統合化への動きをご紹介しました。また、第34号では
グンゼ様の事例をベースに、事業部門や子会社ごとにバラバラでやって
いるECサイトの統合トレンドもご紹介しています。

システム基盤を統合することで、セキュリティレベルを一定基準以上に
したり、メンテナンスを楽にしたり、バック処理を一元化したり、お客
様情報を統一して相乗効果を出したり、さまざまな効果が期待できると
いうお話しでしたね。

そして今回は、コーヒーで有名なUCCホールディングス様のケースをご
紹介します。UCCグループの3事業のeコマースをSI Web Shoppingに統合
した事例です。独自に展開してきたeコマースサイトを統合する目的、
効果、運用形態など興味深いお話しをお聞かせいただいていますので、
よろしければご覧ください。


http://www.sint.co.jp/products/siwebshopping/voice/ucc/

(梅; twitter @umedano )


■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
梅田弘之の「グラス片手にビジネスを考える」
■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
~「大規模プロジェクトを成功させるための1つの作戦」~

「プロジェクトの成功率は、規模に反比例する」。これは拙書「実践!
プロジェクト管理入門」の中でうたった法則です。たとえば3千万円以下
なら大丈夫とか、1億円以上だと失敗が増えるとか、ある値を越えると急
に失敗しやすくなる規模というものが不思議と存在します。

この閾値(しきいち)を左右するのが組織のプロジェクト管理力です。
プロジェクト管理をきちんと行える仕組みの成熟度により、1千万円で
も失敗する会社があったり、5億円以上でも大丈夫な会社があったりし
ます。閾値を上げるには俗人的なやり方ではなく、組織のプロジェクト
管理レベルを高める必要があるのです。

今回、導入事例に登場したインフォセンス様は、こうした規模の問題を
ツールで解決しようとするアプローチでした。3年、3,000人月という大
規模なプロジェクトのスタートにあたり、その成功のためにプロジェク
ト管理システム「OBPM」を導入し、進捗管理や要員管理などを合理化し
たのです。

その結果は、『大規模プロジェクトは成功に終わった』とコメントいた
だいたように大成功でした。この成果を持ってOBPMを全社展開して行く
ことが決まり、企業全体のプロジェクト管理力を向上させています。

ある特定の大規模プロジェクト成功のためだけにOBPMを導入し、その後
全社に広げてゆくという珍しいケースですので、よろしかったらご覧に
なってください。

http://www.sint.co.jp/products/obpm/cs/cs_ifs.html

(梅; twitter @umedano )

■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ストック・コンシャス
■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
~「パッケージソフト事業と株価向上対策は長期戦」~

パッケージソフトウェア事業は長期戦です。良い製品を開発したとたん
に爆発的に売れるというものではなく、地道な機能改善を行いながら辛
抱強いマーケティング活動を行った結果、どこかの時点で急に認知度が
上がってブレークします。

私は、企業を製品と置き換えて株価向上策を考えていますので、これも
長期戦と捉えています。地道に業績をアップさせながら辛抱強いIR活動
を行った結果、どこかの時点でブレークするはずと信じているのです。

メルマガ第48号でこれまでのIR活動をざっと紹介しましたが、その後も
下記のように地道にIR活動は行っています。

【7月】
 ・第1四半期の業績発表と上期業績予想の上方修正
 ・個人投資家向け会社説明会を東京と大阪で開催
【8月】
 ・ラジオNIKKEI「菅下清廣のIRアプリ」に出演(リンク先:ラジオ音源)
 ・個人投資家向け会社説明会を池袋で開催(リンク先:プレゼン資料)
  http://www.sint.co.jp/ir/release_120809.pdf

パッケージソフトがセミナーをやってすぐ売れるというものでないよう
に、会社説明会(セミナー)をやってもすぐには株価に反応しませんが、
少しずつ効果が表れている感触は得ています。

そして、来月9月8日(土)には、ラジオNIKKEI & PRONEXUS共催イベント
「企業IR&個人投資家応援イベントin横浜」に参加します。「そろそろ
上がるんじゃないかなぁ」「来年の夜の株主総会でチーズケーキを食べ
てみたい」と思われる方は、ぜひ、お越しになってください。

 ▼ 9月8日(土)「企業IR&個人投資家応援イベントin横浜」