#33  「EC地域モールが儲かる条件」

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~ 「EC地域モールが儲かる条件」 ~
3月12日(土)に九州新幹線が「つばめ」が全線開業し、博多―佐賀―熊本―鹿児島と縦に繋がります。景気が上向く中、九州のさらなる活性化が期待できる明るいニュースですね。先日、佐賀の特産品を全国にお届けする「さがファン」というECモールの事例をホームページにご紹介しました。東国原前知事により宮崎の物産品は広く知れ渡りましたが、こちらも佐賀牛や伊万里牛、佐賀ラーメン、小城羊羹など、おいしいものがたくさんありますので一度試してみてください。
福博印刷株式会社様導入事例:http://www.sint.co.jp/products/siws/btc/cs/cs_sagafan.html

こうした地域モールは、やっぱり地域に特色(全国ブランド)があるところがにぎわっています。当社の導入事例でも、松葉蟹の鳥取、お米やお酒の新潟、牡蠣の厚岸、かまぼこの小田原、野菜や果物の信州など、特色のある地域でECモールが展開されています。

一方、当社のいる埼玉は特色が薄くて難しい。先日、飲み会で鳥取出身の人とどっちが有名かという話になり一緒に飲んでいた人達に聞いたところ、鳥取は松葉蟹やシジミ、梨、出雲そばと出てくるのに、埼玉の名産は1つも思いつかない人ばかり。まさか鳥取に負けるわけはないと思っていましたが、やってみたら見事に完敗でした。みなさん、埼玉県の名産ってなにがあるか知っていますか。

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梅田弘之の 「グラス片手にビジネスを考える」
~ 「参加人数と発言量の反比例の法則」 ~
せっかくみんなの貴重な時間を割くのだから会議は有意義なものにしたい。これはどんな企業でも願っていることでしょう。でも、なかなか良い会議ってのは少ないのが現実です。では、有意義な会議ってのはどういうものでしょうか。それは参加者全員が積極的に意見を述べて、人の意見に触発されて良い発想が生まれ、特定の人だけで判断するよりはるかに良い方向性や結論が見つかるようなものですね。

ところが、日本では積極的に発言する人が少ない。国民性と言えばそれまでなのですが、企業はチームで成果を出さなければならないので”性格”で片づけておしまいにはできません。なぜ、発言が少ないのかの要因を考えてみましょう。意見を否定する上司・先輩がいて「どうせ言っても…」と思ってしまうのは上司の問題ですね。「自分が発言しなくても…」と考えて参加責任を果たそうとしないスタッフの問題もあります。このほかに意見を求めず形骸化したやり方を繰り返そうとする議長が悪いケースもあります。

もう1つ別の視点から見ると、会議の人数が多ければ多いほど参加者の積極的発言が少なくなるという傾向があります。参加者が多いほど開催コストが高くなるのに効果が薄れるってのは皮肉な現象です。人数の多い会議は、どうやったら活性化するかを意識して工夫する必要があるってことですね。そして、なるべく大人数の会議はなくし、少グループでやった方が良いということも言えそうです(3月1日にジャンボが終了して中型機の時代に戻った飛行機のように…)。