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～ 「お客様の声の写真は笑顔で」 ～
1月はプロジェクト管理システム「OBPM」をご導入いただいたお客様の声を一挙に2つ掲載しました。1つはみんなに親しまれているあのカゴメ株式会社、もう1つはリッチクライアント「Biz/Browser」で有名なアクシスソフト株式会社です。
カゴメさんの事例は、情報システム部門に導入したものです。社内だからの甘えを断ち切り、複雑で短納期のプロジェクトに迅速に対応する。そのための要員管理やプロセスの標準化などにOBPMをご利用いただきました。かなり精力的に使いこなして成果を出していて嬉しい限りです。
▼カゴメ株式会社様導入事例
アクシスソフトさんの事例は、プロジェクトの原価管理のリアルタイム化や計画と実績を対比させる予実管理の徹底などです。組織全体でのプロジェクト管理力の強化を図る基盤にしています。自社の経費精算システム「賢速」と「OBPM」を連携してプロジェクトにかかる経費管理も合理化しました。
▼アクシスソフト様導入事例
この2つのユーザー事例、どちらもお客様の満面の笑顔がどどーん現れてとてもいい感じです。日本人は職場で写真を撮るときに笑わないことも多いので、ときどきちょっと固い表情のときがあります。でも、お客様に登場いただくからには、その方の良い表情を引き出すというプロ意識が必要です。また、こちらの思惑としても、導入メリットを文字で説明をするよりも、笑顔の写真の方がいかにも導入して良かったっていう感じが溢れ出ていて効果があります。
最近、自分に言い聞かせているのは、「パッケージ事業は“たくさん売る”よりも“たくさん満足する”方が最終的に勝る」ということ。その信念を持って、導入いただいた企業が本当に“笑顔”となることにこだわって手厚くフォローしていきたいと思っています。
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梅田弘之の 「グラス片手にビジネスを考える」
～ 「ECベンダはサイト構築後こそ真価が問われる」 ～
「決めるときは足しげく通うのに、売った後はさっぱり来ない」。これは基幹業務システムのベンダに対して昔からよく言われるお叱りの声です。まあ、そんな既存ベンダは次のリプレース時期になって落とされることが多いのですが、基幹業務は導入した後のシステム変更が地味なのでこうなりやすい傾向があることも事実です。
ECの導入後はもう少しにぎやかです。オープンした後も、売上をアップするためにあの手この手と工夫を凝らしてサイトをより良いものにし続けます。時代ニーズや消費者動向、他のサイトの変化にアンテナを高く張り、スマートフォンやグルーポン、タイムセール、ネットスーパー、海外向けECなど、さまざまなキーワードに対して自社にあったサービスを取り入れる必要があります。
もう1つ重要なのが自サイトの分析です。コンビニでもレジ打ちの際に“10代・女”などのボタンを押して顧客情報を必死に取ろうとしていますが、ECサイトは格段に情報が取れます。顧客情報は住所や名前、メールアドレスまで取れますし、売上情報でお客様の好みや関心などのほか、この商品を買った人がどんな商品を買っているかもわかります。
行動情報も役に立ちます。Google Analyticsなどでアクセスログを分析すれば、どこから来たか、どのページをどのくらい見ているか、来てくれたお客様がどこで帰るか、どのくらい買ってくれたか、など様々な情報がつかめます。
こうした分析により、売上推移、季節や曜日・時間帯による傾向、キャンペーンの効果測定、年齢や性別による嗜好などがわかり、さまざまな売上向上プランが浮かんで来るのがECの特徴と言えます。
EC構築ベンダは、単に良いサイトを作るだけでなく、もっと繁盛するための“システムパートナー”でなければなりません。「SI Web Shoppingのお客様は全て売上が伸びている」という状況が私の理想です。その理想に向けて、もっともっとソリューション提案型のマインドとノウハウを全員が持たなければと感じています（もちろんERP事業でも同じですが）。