■□□□□□□□□トピックス□□□□□□□□□
~ 「経営者自らが学び、実践する謙虚な心」 ~
プロジェクト管理システム「OBPM」が、マイクロソフトパートナーオブザイヤー2010のWeb Development部門でアワードを受賞しました。日経SYSTEMS6月号の顧客満足度調査№1に続く快挙です。社長なのにノミネートされていたことも知らずにいたのですが、素直に嬉しいと思います。
あ、いけない。“素直に”は自分の中では禁句でした。「“素直に”嬉しいと」か「“誤解を招いたとしたら”すみません」とか、こういう言葉を付ける人が多いですが、ない方が格段にいいですよね。
もう1つ、先週、株式会社エフ・シー・エス様からOBPM導入に関する「お客様の声」をいただいて掲載しました。
▼株式会社エフ・シー・エス様導入事例
ここに登場する藤本社長は、常々、社員がいかに気持ちよく働けるかを考えていて、同じ経営者として尊敬しています。考えているだけなら自分もそうなのですが、行動が伴っているところが違います。
一番違うのは、いろいろな経営者の役に立つセミナーに自ら参加し、さまざまな書物を読んで良いと思ったことをどんどん社内に取り入れていること。セミナーや書物に純真に感銘を受けるという経営者としての謙虚な気持ちが、良い社風を産み出しているのでしょう。
OBPMを経営に役立てている度合いもすごいです。「もう、梅田さんの会社を超えるかも知れませんよ」などと笑っておっしゃるのですが冗談に聞こえません。でも、お互いに失敗プロジェクトをゼロにして、社員が楽しく仕事をできるようにしたいと思っています(本家本元としては負けられません)。
■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
梅田弘之の 「グラス片手にビジネスを考える」
~ 「ERPは新たなレガシー・システムか?」 ~
10月13日(水)にリッツカールトン東京で行われる「GRANDIT DAY 2010」のパネルでモデレータを務めます。テーマは「ERPは新たなレガシー・システムか?」というちょっとショッキングなものです。
汎用機をレガシー呼ばわりして成長してきたERPも、気が付けば「導入に膨大な時間とコストがかかる」「運用保守コストがバカ高だ」「続々と登場する新技術を取り入れてない」という問題を抱えています。汎用機に貼ったレガシーというレッテルが、そのまま今のERPに当てはまっていますね。
一体、どうしてこんなことになってしまったのでしょうか。確かに、SOX法やIFRSなどの外部インパクトは“特需”的な要素でもあるのですが、反面、これらに対処することに追われて本来なすべき改善が不十分だったように思われます。また、SOAに気を取られているうちに、ブログやツイッターなどのWeb2.0系、iPhone、iPadのようなスマートクライアント、そしてクラウドと新しい技術が続々登場し、キャッチアップできていない感もあります。
「汎用機にはクラサバという天敵が現れたが、ERPには代わるものがまだ見えない」。そう思って安穏しているうちにじりじりと後退しているような気もします。では、どうやったら打開できるか、今後どういう方向に進んで行くのか、そんなことをテーマにディスカッションしますので、よろしければお越しください。
大阪でも10月27日(水)にホテル阪神で行います。