#98 なぜ、リプレースするのかをきちんと理解できるか

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トピックス
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~なぜ、リプレースするのかをきちんと理解できるか~

基幹業務システムのリプレースは、とても大変ですしお金もかかります。なのに、
なぜ、リプレースするのでしょうか。既存システムでできていることは新システ
ムにも求められるわけなのですが、要件定義でそれらの要件を聞けば聞くほど、
「なら、そのままでいいじゃないの」って思ってしまいます。

お客様は既存システムの不都合な点に我慢がならなくなってリプレースするわけ
ですが、ベンダ側がそのあたりの事情を真に理解するのはなかなか難しいもので
す。しかし、そこをきちんと理解して進めないと、システムを切り替えたのに課
題が解消されないという事態になってしまいます。粘り強く合点がいくまでヒア
リングしなければなりません。

今回、Web-ERP「GRANDIT」の導入事例にご登壇いただいたのは阪本薬品工業株式
会社様です。オフコンからの切り替えだったのですが、そのようなケースでよく
あげられる理由を語っていただきました。そのほかにもERP導入前の準備やベン
ダ選定、導入にあたっての基本方針など、基幹業務入れ替えに参考になる内容が
多くありますので、興味のある方はご覧ください。

▼ GRANDIT導入事例「阪本薬品工業株式会社様」
http://www.sint.co.jp/products/grandit/case/sykogyo.html

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梅田弘之の「グラス片手にビジネスを考える」
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~ネーミング&再定義されたことにきちんと向き合う姿勢~

以前から普通にやられていたことに対してネーミングして再定義すると、いきな
り時代の脚光を浴びることがあります。今、話題の「コンテンツマーケティング」
や「インサイドセールス」などもその1つと言えます。

コンテンツマーケティングとは、『適切で価値ある一貫したコンテンツを作り、
それを伝達することにフォーカスした、戦略的なマーケティングの考え方』と定
義されています。

つまり、売り込み型の「マス広告」と違って、顧客にとっても魅力のある「適切
なコンテンツ」を作って顧客の方から“来て、見てもらう”アプローチとなりま
す。

当社でも、以前から連載記事やブログ、動画などのコンテンツをホームページ上
に用意してきましたが、改めて「コンテンツマーケティング」というものが定義
され、いくつかの事例を学ぶことにより、何が不足しているのかということに気
づきます。

「インサイドセールス」も同じです。これは、外に出て行かずに電話やDM、eメ
ールなどの非訪問アプローチで見込み客の発掘や顧客ニーズの把握を行うもので
す。これも、それ自体は従来からどこの会社でも行われている光景ですが、改め
てネーミングされて定義されると、自社が取り組んでいるインサイドセールス的
要素に足りない点に気づかされます。

単なるバズワードだと受け流すのではなく、一歩踏み込んでその内容を勉強して
みると、今、やらなければならないことがいろいろと見えてくるのがビジネスの
面白いところです。

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ストック・コンシャス
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~音声で最近の会社の様子を語っています~

7月30日に大崎で開催された「企業IR&個人投資家応援イベント in 東京」に参
加しました。400名ほどの個人投資家にお越しいただいた中、兜町カタリストの
櫻井英明さんとの楽しい掛け合いで盛り上がりました。その様子を音声で聞けま
すので、よろしければお聴きください。

▼ 7月30日のIRセミナーの音源
http://market.radionikkei.jp/podcasting/irevent/2016/08/player-ir-7.html