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~ 「今、B to Bが熱い。個人カードの次は法人カードか!」 ~
先日、当社ECパッケージ「SI Web Shopping B to B版」に、サイバーソース社のクレジット決済サービスを搭載するという発表を行いました。B to C市場が不況知らずで拡大しているように、実はB to B市場も高成長を続けています。面白いことに経産省の発表によると、B to Cが米国の1/4程度なのに対して、B to Bは逆に1.5倍の市場規模を持っており、B to Cの30倍もの市場規模があるそうです。
最近の傾向は、メーカーや卸がWeb-EDIに積極的に取り組みB to Cに近いB to Bが増えていること。違いは相手が法人ということだけで、全国の○○屋、○○ショップなどが顧客となります。
マイレージや与信、手元現金不要、振込処理不要などのメリットとB to Cでカード決済に慣れたことにより、B to Bでも法人カード決済を利用したいという要望が非常に大きくなって今回の提携を行うことになりました。
Visa、Master、JCB、Amex、Dinerの5社に対応しています。個人向けクレジットカードが幅広く浸透した今、次は法人カードが普及するのでしょう。5年後はどうなっているのかと想像すると面白いです。
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梅田弘之の 「グラス片手にビジネスを考える」
~ 「返送料無料のECサイトは普及するか」 ~
先日、若い女性社員がいつもアマゾンで靴を買っていると言っていました。アマゾンの靴は、なんとお客様都合だとしても返送料負担無しの返品が可能で、それを利用して、一度に4、5足注文して気に入ったものだけ買って残りは返品しているそうです(すごい!)。
今から十数年くらい前でしょうか、”海外ではお客様都合でも返品が可能”という話を聞いて「へぇ~そうか」と思ったのですが、それからあっと言う間に日本の通販やECでも返品可能とするお店が増え、今ではその方が一般的になっています。
もう一歩進めて返送料もお店側負担というサービスも、登場していたのは知っていたのですが、実際に身近にいる女性が”ひょっとしてそんな買い方を”と想像していたような購入方法を実践していたのには、改めて「へぇ~やっぱりそうか」と思いました。
実は私は本や電気製品はほとんどECで買うのですが、”ファッションもの”だけは何回かの痛い失敗の経験の結果ネットで買わないようにしています。やっぱり写真だけだと微妙な色合いや質感、大きさが分からないですものね。でも私のような”EC愛好者だけどファッションものは買わない”というユーザーも、こんなサービスなら取り込めるかも知れません。
この返送料無料の返品サービス、いくつかのサイトで既にやり始めているようですが、一般的になるようなら当社も標準機能でサポートしなければなりません(まだ、先かなって思っていますが)。