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~ 「中国語の文法は英語と一緒か?」 ~
昨年の11月に北京に行ったとき、<ニイハオ>、<謝謝>、<再見>の3ワードしか話せなくて寂しい思いをしました。そこで一念発起して、この正月からe-Learningで中国語の勉強を始め、なんとか6月には中国語検定試験三級に合格するくらいになりました。
実際に勉強して分かったのは、中国語の文法は日本語とほぼ一緒ということ。これまで英語と一緒と聞いていただけに意外でした。たとえば、「彼は明日学校に行きますか?」という文は、中国語にすると<他明天去学校マ?> ※マは日本語にない漢字つまり<他(彼は)明天(明日)去(行きます)学校(学校に)マ(か)?>となります。
動詞の”去”と目的語の”学校”がひっくり返っているだけで、後はまったく同じです。一方、これを英語で表現すると(Will he go to school tomorrow?)ですね。未来をあらわすWillが現れ、それがheとひっくり返ったり、tomorrowが最後だったりとだいぶ違います。
これまで何人もの人から「中国語は英語と一緒だから…」などと聞いたのですが、それは全くのデマ<無中生有>だったことがやってみてわかりました。私が学んだサイトは65時間超速中国語、飽きずに学べる良いサイトですので紹介します(一銭ももらっていませんが…)。
言語を勉強することは、その国の文化を知ることにもなって結構おもしろいですよ。皆さんもどうですか。
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梅田弘之の 「グラス片手にビジネスを考える」
~ 「工業製品にも産地表示を」 ~
実は今、なぜか世界的な日本語ブームです。一方、私は中国語の勉強に燃えているので、ときどき中国の学生と中国語と日本語と英語でチャットをして、言葉と文化を教えあっています。前回、彼らの日本製品に対する信頼の厚さに触れましたが、本当に多くの人が中国産をイマイチと思っており、自国で手に入る海外製品が本物かどうか疑心暗鬼のようです(昔の日本の舶来品信仰と一緒ですね)。
聞くところによると中国ではBtoCよりもCtoCが普及していて、そんなところにも疑心暗鬼の原因があるかも知れません。今は、特にデジカメとスキンケアがホットだそうで、同じ日本製ブランドでも中国の工場で作られたモノは日本で作ったモノと違うと言い切ります。
そんなことないと思ったのですが、そういえば我々もブランド物が<MADE IN PARIS>なのか、別の国産かを気にするので一緒ですね。
ならば、かの国と同じくブランドを重視した中国ビジネスを考えたいところです。たとえば、商品ブランドだけでなく、どこどこ工場で作ったという産地まで表示したら、おもしろい展開になるかも知れません。今年の5月に「SI Web Shopping 中国語版」を発売開始しましたが、こんな工夫を入れて日本の製品を中国でネット販売してみたらどうでしょうか。