#91 ソフトウェア開発だけCADを使っていない“変”

■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
トピックス
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
~ソフトウェア開発だけCADを使っていない“変”~

日本のIT産業は生産性が低く競争力がありません。諸外国と比べても若者に人気
がなく人手不足になっています。この先、少子化と超高齢化が急速に進むことを
考えると、どうなるのだろうととても心配です。

もっと魅力ある産業にしなければ、この先さらに深刻な状況に陥ります。労働集
約的な開発作業から脱却して、スマートな開発スタイルにIT業界を変えていかな
ければなりません。

だいたい他の産業はCADで設計しているのに、ソフト開発だけが手作業で設計して
いるのはおかしい。そんな想いで作り出したのが、ソフトウェア開発におけるCAD、
「SI Object Browser Designer(OBDZ)」です。当社も「GRANDIT生産管理アドオ
ンモジュール」や「花の名前ダウト」といった新しい製品は、このOBDZを使って
効率的に設計しています。

来月、東京でセミナーを開催します。新しい時代の効率的な開発スタイルに“目
からウロコ”になれば幸いです。

■2月開催セミナー
「なぜ『クイック開発』を目指す技術者が増えているのか?」

▼ お申込み・詳細はこちら
http://www.sint.co.jp/products/obdz/seminar/2016/seminar0225.html

■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
梅田弘之の「グラス片手にビジネスを考える」
■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
~3年後のビジネスを語り合う~

ヒトは過去が好きです。テレビドラマでも繰り返し歴史ものが放映されますし、
時代小説は相変わらず人気が高いようです。一方で未来のことを想像するのはな
かなか苦手です。そもそも先のことをイメージする習慣がないので、なにかきっ
かけがないと想像力が働きません。

先日、当社の製品企画室で「3年後のオムニチャネル」というテーマでディスカッ
ションしました。みんなに意見を聞くと、「店頭受け取り」「ショールーミング」
「逆ショールーミング」「取り置き」「クーポン連携」など、現在のオムニチャ
ネルの事例は出てきます。でも、一歩踏み込んでその先にどんな展開が待ってい
るかを想像し合うには、こうした試みを2回3回と続ける必要がありそうです。

ビジネスの3年後の世界を語り合う。これはとても良い刺激になりますので、みな
さんも、ぜひ、やってみてください。

■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ストック・コンシャス
■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
~3年後の業績と株価をイメージ~

1月12日に平成28年2月期第3四半期の決算報告を行うとともに、通期業績予想の
上方修正を発表しました。前期に発生した大規模な不採算案件から立ち直って、
ここまで当初の計画を上回る実績で推移していて、このままいけば過去最高の経
常利益を達成できる見込みとなっています。

まずは業績を回復し、続いて株価も回復させる。そんな強い想いで今期は取り組
んでいます。「3年後の業績と株価」、それをしっかりイメージしながら成長し
ていこうと思っています。

▼ IR:「通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」
http://www.sint.co.jp/ir/release_160112_01.pdf