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梅田弘之の「グラス片手にビジネスを考える」
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~ 時に強い気持ちで立ち向かう姿勢も大切 ~
2018年10月に景気後退の危機感を感じて、次のような”お題”を出していました。
『景気は波があります。今回の景気拡大が2012年12月に誕生した安倍政権のアベノミクスから始まったとすると、既に6年弱好景気が続いたことになり、そろそろ潮の目が変わります。ピタッと時期を予想するのは難しいのですが、必ず来る不景気に備えて対策を考えておくことは重要ですので、2020年1月に潮の目が変わり不景気になると想定して、各事業部で対策を講じておくことにします。
1.自分たちの事業領域で、どの程度の不景気になるか(予想)
2.その不景気を乗り越える(利益減にならない)ために、どうするか
3.それを実現するために、今から1.5~2年間で何を行うか
この3つの質問を各部門のスタッフにも考えてもらい、次回の経営会議で報告してください。』
経営会議では各事業部ともリーマンショックを振り返り、その経験をもとに対策案を講じていたのですが、いよいよその時がきました。
備えていた分、リーマンのときよりも素早いアクションで”攻め”から”守り”にスタンスを切り替えたつもりですが、この嵐にどう立ち向かえるか、実はちょっとわくわくしています。