#145 It’s always darkest before the dawn.

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梅田弘之の「グラス片手にビジネスを考える」
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~ It’s always darkest before the dawn. ~

私のビジネスライフで大きな不況は4回あります。最初は1991年頃のバブル崩壊が3年、2回目は2000年のネットバブル崩壊が2年、次は2009年のリーマンショックが3年、そして今年3月スタートのコロナ不況です。(あ、オイルショックの頃はまだ学生でした)。

これらの経験から今回の不況を予測すると、1年かけて景気が急速に悪化し、来年、タケノコの季節に底を打って2年ぐらいかけて戻してゆくのかなって思っています。

この想定が当たっていれば、来年の春先は「夜明け前が一番暗い」という状況です。これ、実はイギリスのことわざで、It’s always darkest before the dawn.といいます。

経営者ですので、そこに向けてあらゆる備えや対策を講じるわけですが、その中で採用に関しては1つ心に決めていることがあります。それは、真っ暗闇になったらあえて目をつぶって積極的に採用しようという決意です。
(どうせ真っ暗です)

このことわざは、The darkness hour is just befor the down.とも言い、そこには「明けない夜はない」という意味が含まれています。そう考えると、他社が暗闇におびえて採用を手控えるその時がチャンスです。

実は、毎度そう思いつつ、真っ暗になると自分も踏み出す力が弱かった覚えがあります。そこで、今回はこのメルマガで心中の決意を暴露して自分を追い込む作戦にしました。さて、1年後に当社は超積極的に採用活動しているでしょうか。