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梅田弘之の「グラス片手にビジネスを考える」
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～ 業務改善はミッションクリティカルに ～
みなさんの会社は、業務改善に対してどのような取り組みや工夫をしていますか。
企業は業務効率を高める努力をし続けなければなりません。そのために必要なのが「問題意識」で、一人ひとりが「これ無駄かも」と気づくことはとても大切です。
でも、実際にこうした高い問題意識を持っている人は一握りです。
多くの人は「今までこうだったから」ということで、自分の作業に疑いもなく日々の仕事を行っています。
今日は、この課題の対策として2つ提案します。
1つは、もう一歩踏み込んで業務改善プロジェクトを発足して第三者の眼（まなこ）で改善すべき点を見つけ出すことです。
単発的な取り組みでなく、恒常的に行われる活動として常設しましょう。
2つ目は、製造業の「KAIZEN」を見習うことです。
日本の強い産業である製造業のKAIZENを、表面でなく運用ごとに導入することでIT企業でも大きな成果が上げられると思います。
業務改善はベタで地味なテーマですが、メタボ防止のトレーニングのようにきちんと向き合って、スリム化を続けていきましょう。