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トピックス
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~「兼任で大変だろうけど頑張れ!」は失敗の呪文~
今回、GRANDITの導入事例にご登壇いただいたのは、豊田通商およびそのグルー
プ各社に対して人事領域の各種支援を行っている豊通ヒューマンリソース株式会
社です。大きな課題もなく実質4か月でスピード導入できた事例なので、その秘訣
を興味深くお聞きしました。
スピード導入できた一番のポイントは、「思い切って専任者を配置し、現業に別
の担当をアサインしました」ということだそうです。これは当たり前のように見
えて、実はけっこうレアケースです。ERP導入を成功させるには業務に精通した人
の参画が必須なのですが、そういう人は業務でもキーマンとなるので、現業との
兼任になるのが普通なのです。
言うは易し行うは難し。“思い切って”という部分に、思わず納得してしまいま
した。
▼ 豊通ヒューマンリソース株式会社様の導入事例
http://www.sint.co.jp/products/grandit/case/thr.html
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梅田弘之の「グラス片手にビジネスを考える」
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~まず器を作って事に当たるアプローチ~
2年くらい前にいろいろな小売企業で“オムニチャネル推進室”の組織ができま
した。最初からやるべきことが具体的に決まっていたわけでなく、自社のオムニ
チャネル化戦略を模索するところから始まっていました。
それから1年後に具体的なプランが打ち出され、2年後の今年は実際に新たなオム
ニチャネルサービスが各社でスタートしています。
何かをやろうという場合に、まず組織やプロジェクトを作り、人を引っこ抜いて
そこに当てる。強い意志を持って事を進めるために、そういうトップダウンアプ
ローチも時に大切です。そういえば、当社もECオムニチャネル事業部に名称変更
し、今年はクラウド事業をより進めるために全社横断の“クラウドドライブプロ
ジェクト”を作っていました。
そう考えると、「いったい何をするの?」と揶揄される向きもある“一億総活躍
社会”も、アリなんだと思います。そんな社会になることを期待したいと思います。