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梅田弘之の「グラス片手にビジネスを考える」
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~ 企業のデジタル化を真剣に考える ~
さいたま市では、渋沢栄一氏のスピリットを尊重した「論語と算盤塾」という経営セミナーを開催しています。第19回は私が講師を担当し、「デジタルを活用した企業経営の最前線」というテーマでお話します。
コロナ禍をきっかけに日本企業の”デジタル化の遅れ”が浮き彫りになりました。特に経営層や政治家のITリテラシーはかなり深刻なレベルだと思いますが、その割に「私はITが苦手」と平気で公言する人の多いことが気がかりです。5年後、10年後、30年後を考えたとき、今すぐ真剣にデジタルによる合理化、効率化に取り組まないと世界にますます遅れを取りそうです。
経営会議にて、Excelで作った会議資料を紙で配布している、KPIを設定できず売上と利益のみ管理している、パイプラインデータがなく受注や売上見込みのブレが大きい、電子化が遅れているため、まだ紙面書類とハンコが必要…。DXを口にする前に、まずこういう状況を改善しなければなりません。
「企業のデジタル化を促進し日本全体のITリテラシーを向上したい」。そんな想いを持って今回のテーマを選びました。デジタル化を本気で進めるきっかけになってもらえればと心から思っています。
・セミナー概要および申込み
https://www.saitama-j.or.jp/sogyo/seminarevent/event_event/entry-899.html