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梅田弘之の「グラス片手にビジネスを考える」
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~ ギグエコノミーを考える ~
ギグエコノミーは、もともとはミュージシャンが一晩限りの契約でライブ出演することをgigと言っていたのを昨今のビジネスモデルに当てはめたバズワードです。
シェアリングエコノミーとどう違うのでしょうか。シェアリングエコノミーが車(カーシェアリング)や自転車、高級腕時計など「モノ」のシェアなのに対し、ギグエコノミーは「ヒト」を対象にしています。Uber eats(料理を運んでくれる人)やAirbnb(宿泊を提供してくれる人)などすっかり身近になっていますね。
ITエンジニアでは、ギグワークという言葉がよく使われます。クラウドソーシングなどでフリーランスや副業者に仕事を依頼するサービスもいろいろ立ち上がっていて、エンジニア不足が続く日本でますます活発になりそうです。
当社も製品ロゴのデザインや4コマ漫画の制作などでクラウドソーシングを使っています。プログラミングスキル判定サービス「TOPSIC-SQL」の問題作成なんかも向いていると思います。でも、いまだにシステム開発業務は依頼したことがありません。
実は20年くらい前に、今でいうギグエコノミー会社に仕事を依頼したことがあったのですが、アウトプットがイマイチで失敗しました。どうもそれがトラウマになっているようです。でも、あれから時代もすっかり変わったので、もう一度チャレンジしてみようかと思案中です。