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梅田弘之の「グラス片手にビジネスを考える」
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~一歩も踏み出してないなら、判断は保留すべき ~
ほんの一歩踏み出しただけで、ぱっと視界が広がったり、思わぬ風景が見えることってありますよね。これビジネスの世界でもよくあって、新しいことにチャレンジしてみると、次から次へとアイデアが湧いて可能性が広がるものです。
逆に何もやっていないのに、頭だけで考えてダメ出ししている人もいます。試してもないのになんで断定的に否定できるのかと思うのですが、本人からすると「俺の経験では、これは絶対うまくいかない」と確信しているのでしょう。
確かに経験は重要です。年配の人ほど経験が豊富で判断材料を持っているというのも事実でしょう。ただ、その経験がちょっと前までのものだけだったら、役に立たないかむしろマイナスです。
特に上の立場の人は、自分に否定するだけの材料があるか自問すべきです。そして、持っていないと思ったら、その場は判断を保留しましょう。急いで情報を集め、体験をしてからジャッジする方がうまくいきます。できれば、日ごろから新しいことは全て試してみることを心がけて、いつでも現役で使える経験を蓄えておくのが理想です。