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梅田弘之の「グラス片手にビジネスを考える」
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~autonomy~
採用面接で「どんな社員を求めますか」という質問を受け、「自分の頭で考えて行動する人」と答えていたのですが、ピッタリの言葉がありました。
オートノミー(autonomy)です。
日本語で自主性や自立性などと訳される言葉で、上司からの指示をただやるのではなく、どうするのが最善か自分で考えて仕事をするタイプです。
「そんな人、なかなかいない」
そんな声が聴こえてきそうですね。でも、求めるだけではだめで、そういう社員を育成したり、社風を作ることを考えてみましょう。
「そうは言っても難しそう」
そう思うかもしれませんが、そんなに難しく考える必要はありません。「これどうしましょう」と部下に聞かれたときに、「あなたはどうしたらいいと思いますか」と逆質問するのです。この質問返しを習慣にすると、部下は自分の頭で考えてから来るようになり、一皮むけて成長するのです。