■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ トピックス ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ~ボリュームが多くても短期間で稼働できたGRANDITの事例~ 今回、GRANDITの導入事例にご登壇いただいたのは、東芝パソコンシステム株式 会社様です。前身があの有名なソード株式会社(SORD)だったこともあり、30年 間の事業の変遷を興味深くお聞きしました。 導入事例としての特徴は、文書管理も含めた内部統制強化、GRANDITのWeb調達機 能を使ったネット発注、個別受注生産と繰返生産を組み合わせたハイブリッド生 産管理、保守契約や修理管理、海外取引、グループ会計への連携、など盛りだく さんの内容だったにもかかわらず、わずか1年という短期間で予定通り本番稼働 を迎えたことです。 稼働してまだ3か月という時期なので、インタビューで厳しいことを言われるの を覚悟していたのですが、“稼働して3か月たちましたが、今の状態にはとても 満足しています”というお言葉をいただいてほっとしました。 カスタマイズを極力減らして短納期で導入する。もちろん、これが理想です。 でも、ボリュームが多くても短期間で稼働できた事例を目の当たりにして、顧客 と一体となって取り組めばそれも可能なのだと再認識しました。 ▼ 東芝パソコンシステム株式会社様の導入事例 http://www.sint.co.jp/products/grandit/case/tops.html ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 梅田弘之の「グラス片手にビジネスを考える」 ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ~日本の企業だからスピード感がない、のではなかった~ 中国や韓国に行ってきた日本人が「スピード感が違う」と口をそろえて言います。 10人が10人言うので、本当に明確なスピード感の違いがあるのでしょう。 これを海外と日本のスピード感の差と捉えていたのですが、ふと、目線を日本の ベンチャー企業に向けると、ここにも圧倒的なスピードの差を感じます。つまり、 日本の企業だから“遅い”のではなく、いつの間にかベンチャーらしい躍動感を 失ったから“遅い”のだと気づいて愕然としました。 一歩踏み込んで、なぜ、スピードを失ったのかを考えてみました。その答えは、 “歳を取ったから”。当社は創立20年になりますが、いろいろなことがあるたび に“再発防止”として対策が講じられます。コンプライアンスも強化され、ルー ルやリスク管理も見違えるほどしっかりしてきました。もちろん、正しいことな のですが、いつの間にかウロコが何重にも体を覆い、俊敏な行動ができなくなっ ているのです。 常にスリムな体で動き回るためには、余分なウロコを定期的に取り払わなければ なりません。ウロコは身体(ルールや規則)だけでなく、頭(社員や経営者のマ インド)にもありますので、毎年“俺たちは、まだベンチャーだ!”と叫んで突 っ走る必要があります。 口にするだけなら簡単です。でも、実際にこびりついたウロコを取り除く難しさ は並大抵のものではありません。ここで本気でやらなければ、やっつける側では なくやられる側になる。そういう危機意識を持って、スピード改革をしようと思 っています。