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梅田弘之の「グラス片手にビジネスを考える」
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今月、5年ぶりに中国を訪れたのですが、「なんでもスマホ」がとても浸透していました。
誰も現金を使わないのは聞いていたのですが、駐車場の出口も無人で、QRコードを読み取って決済します。スマホ使えないと出られないなぁと心配しました。でも、考えてみたら我々も現金を持っていなければ駐車場を利用しません。わかっていればトラブルにならないということなのでしょう。
入出国の携帯品申告も日本と違って紙ではなくスマホです。事前に入力しておき、空港ではQRコードを読み取るだけです。ホテル1階のコンビニも無人です。スマホがないと入れないのですが、あれば深夜でもビールが買えて便利でした。
ヒトに合わせてモノを作るか、モノに合わせてヒトが変わるか。
実際、中国のお年寄りはスマホを使いこなせる人が多いようです。
デジタル庁は「誰一人取り残さない」を掲げていますが、ある程度割り切らないと技術革新やリテラシー向上がますます遅れそうです。
(twitter @umedano )