#82 SI Object Browser Designer「OBDZ」が特許を取得

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トピックス
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~SI Object Browser Designer「OBDZ」が特許を取得~

ソフトウェア開発の設計書を自動生成するツール「OBDZ」が特許を取得しました
(特許第5702824号)。

他のモノづくりの業界がCADを使って設計ドキュメントを作る中、ソフトウェア
産業だけが相変わらずワープロ作業で設計書を作っています。そこから脱却する
ためのツールの先進性が認められて、本当に嬉しいです。いつか、この業界も
“ソフトウェアのCAD”を使った設計が当たり前になるでしょうが、その際にこ
の特許が威力を発揮できればと期待しています。

もちろん、特許だけでなく実際に役立たなければ意味ありません。最新バージョ
ンではパフォーマンスの課題も解消し、設計データからテスト仕様書を自動出力
できる機能も追加しました。当社でも「SI Omni Channel Services(SOCS)」な
ど新しいシステムの設計は「OBDZ」で行っており、一度使うと、もうワープロで
の設計には戻れなくなると感じています。

ソフトウェア設計の効率化、品質向上ができますので、よろしければお試しください。
 

▼ 特許取得リリース詳細はこちら
http://www.sint.co.jp/release/release_150318.pdf

▼ 製品ページはこちら
http://www.sint.co.jp/products/obdz/index.html

 
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梅田弘之の「グラス片手にビジネスを考える」
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~データを見ずして、売上は伸ばせない~

このところ、ECや店舗の売上を伸ばす分析というテーマに真剣に向き合っていま
す。通り一遍の分析をしてグラフを出すだけでなく、分析の結果をどのようなア
クションに結び付け、その結果(効果)をどうやって把握し続けるか。

そんな命題に向き合うと、CRM(※1)によるOne to Oneに行きついてしまいま
す。上記「OBDZ」と同じく、データ分析やログ分析、リコメンドなどシステムを
使って効率化を追求する一方で、顧客と向き合うコミュニケーションに関しては、
システムの支援を受けつつ人間が泥臭く対応する。現代の小売業が勝ち残るため
の姿がいろいろ見えてきました。

例えば、海外のECサイトではオンラインチャットの効果が認められていますが、
日本のECサイトではなかなか普及していません。また、RFM分析(※2)を概念
では知っているのに、全顧客に同じメールを送付しています。CRMを言葉で知って
いるだけで、きちんとしたアクションにまで落ちていないのです。

「データを見ずして、売上は伸びない」。そんな発想で“Sから始まるPDCAサイク
ル”という売上UPのシナリオを描き、「SI Omni Channel Services(SOCS)」と
いうクラウドサービスを用意しました。

5月13日から開催される通販ソリューション展に、当社のECソフト「SI Web Shopp
ing」とO2Oサービス「Mobapota(モバポタ)」、マルチECと店舗を統合するオム
ニチャネルサービス「SOCS」という3つのソリューションを展示します。よろし
ければ、ECや店舗の売上を伸ばす分析がどのようなものかご覧ください。
 

(※1)CRM:(Customer Relationship Management) 顧客満足度を向上させる
     取組み
(※2)RFM分析:購買日、購買回数、購買金額の3つの指標から購買行動を分析す
     る手法
 

▼ 詳細はこちら
http://www.ts-expo.jp/ja/