#81 できるだけERPに合わせる”を建前だけにしない

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トピックス
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~“できるだけERPに合わせる”を建前だけにしない~

ERPを導入する際、「できるだけERPに合わせてカスタマイズを少なくする」と言
うトップは多いです。でも、現場は今までのやり方にとらわれがちなので、要件
定義でカスタマイズが膨れ上がることも少なくありません。

もちろん、カスタマイズすべきケースも多々あります。その業務を行うのに適切
な代案がない場合、カスタマイズ費用よりも業務効率向上のメリットが大きい場
合(つまり、伝票の処理件数が多い大企業ほどカスタマイズ効果が出る)、既存
の仕組みを活かしてインタフェースを取る場合などです。
 
一方で、これは“ERPに合わせる”べきだと思うことを「こうじゃないと業務が
回りませんので」と既存のやり方を変えようとせず、コスト面でもスケジュール
面でももったいないと感じることもあります。

そのようなケースが多い中、ほとんどカスタマイズなしで、正味6カ月という短
期間でGRANDITを導入した豊通オフィスサービス株式会社様の事例を公開しまし
た。利用者への教育やアフターフォローなど、短期間導入を実現する鍵も含まれ
ていますので、よろしければご覧ください。
 

▼ 豊通オフィスサービス株式会社の導入事例
http://www.sint.co.jp/products/grandit/case/tos.html

 
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梅田弘之の「グラス片手にビジネスを考える」
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~IT企業の究極の合理化を考える~

Web-ERP「GRANDIT」と統合型プロジェクト管理ツール「SI Object Browser PM」
(以下「OBPM」)を組み合わせた「GRANDIT IT テンプレート」をリリースしまし
た。これは、GRANDITとOBPMを密結合して効率化を追求してきた当社のシステム
モデルを製品化したもので、これを使うことで理想的な合理化システムができる
と自負しています。

キーワードは「脱Excel」です。OBPMで「脱Excel」を実現していましたが、これ
を基幹業務にも広げ、予算や見込みデータの登録・管理、毎月の経営データの集
計・表示、保守契約の管理や計上処理など、Excelを使用したやりくりを激減し
ました。

IT人材不足が深刻な問題になっています。これからの日本は、非生産的な時間を
削減して合理化しなければ立ち向かえません。既にGRANDITとOBPMの両方を導入
している企業は十数社を越えていますが、今回のITテンプレートを契機にもっと
多くのIT企業の合理化に役立てればと思っています。

▼ IT企業向け統合システム「ITテンプレート」のリリース文はこちら
http://www.sint.co.jp/release/release_150217.pdf