■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ トピックス ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ~本社を移転しました~ 5月7日からさいたま新都心に本社を引っ越しました。1年近く狭い環境で社員や 協力会社のみなさんに窮屈な思いをさせていたのですが、ようやく働き易い環境 を提供できることになってほっとしています。 4月16日の日経新聞で「オフィス学」に関する記事があり、筑波大学の稲水准教 授の研究が紹介されていました。それによると従業員は「適度な高密度」だと自 由に動き回り多様な相手と意思疎通するが、「極端な高密度」では動こうにも動 けず互いに孤立するそうです。 氏の「空間密度が行動・コミュニケーションに与える影響」という論文(下記リ ンク先PDF)を見つけて読んで計算してみると、適度な高密度は1人当たり5~7㎡ くらいになります。移転前は1人当たり3㎡くらいの「極端な高密度」だったので すが、今回の引っ越しでようやく1人当たり5㎡の「適度な高密度」状態になりま した。 オフィス家具も一新しました。見晴しの良い明るいオフィスに移って、従業員も みんな嬉しそうで、その輝いている顔を見ると移転して良かったとつくづく感じ ています。 ▼ 稲水氏の「空間密度が行動・コミュニケーションに与える影響」 (引用・複写の際には著者の了解が必要となります) http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/mmrc/dp/pdf/MMRC227_2008.pdf ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 梅田弘之の「グラス片手にビジネスを考える」 ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ~休みますの連絡をメールでしていいか~ SNSに料理の写真を投稿する行為を「フードポルノ」と揶揄(やゆ)する向きも ありますが、友人・知人にこんなの食べたよって言いたいのは自然な気持ちなの で私は気にせずUPしています。でも、料理ばっかりというのもあれなので、日々 感じたことや意見なども“真面目に”投稿するようにしています。 その際、きれいごとやみんなが賛同しやすい投稿は無難です。でも、ときどきこ れは賛否両論があるだろうって石を投げ込むような発言もしてみます。そうする と、多くの方々がいろいろな経験・角度から意見を述べてくれて、それが自分自 身の考えを広め、深めるのにすごく役立ちます。 例えば、先日は「休みますの連絡をメールでして良いか」というテーマで次のよ うな投稿をしました。 「最近の若い者は休む連絡をメールで済まそうとする。ちゃんと電話で伝えなさ いよ」。こういう声をよく聞くし、自分もそんなふうに育った。でも、他のこと はメールでOKなのにこれだけは電話というのは、休むのは悪という古い概念が底 に流れている意地悪な気持ちかもしれません。 この投稿は、最近、会社で休みの連絡をメールでもらうことがあって「え、メー ルかよ!」と思ったのがきっかけです。でも、次の瞬間には「もちろん、電話で 話すべき状況なら電話するでしょう。私が気になったのは、他の用件は普通にメ ールでやり取りしているのに、休む連絡だけは(内容に関わらず)電話しなさい。 というしきたりの根っこです。」と思って容認派に宗旨替えしたのです。 で、投稿してみると(私と同じような年代の方々からは特に)異論、反対意見が いろいろと聞けて、自分の考えを深掘りすることができました。 みなさんは「休みの連絡をメールで」、容認派ですか否認派ですか。 ■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ストック・コンシャス ■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ~FACT BOOK~ みなさんはFACT BOOKというものをご存じですか。これは財務指標や経営数値な どのデータを長期間記載したレポートで、単年度ベースのアニュアル・レポート を補完する役目を果たすものです。 FACT BOOKの作成や公開は義務化されたものではないのですが、株主や投資家に 長期にわたる経営数値データを提供して投資の判断に役立ててもらうIRの一環と して当社でも作成しています。英語でも記載し、海外の投資家も意識しています。 4月18日にFACT BOOK 2014を作成して公開していますので、当社の株に興味をお 持ちの方はぜひご覧ください。 ▼ FACT BOOK 2014(4月18日公開) Excelファイルです http://www.sint.co.jp/ir/factbook_2014.xlsx