#65 中国市場で決然として海賊版と戦う

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トピックス
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~中国市場で決然として海賊版と戦う~

今年の6月、大連の百易軟件社と販売代理店契約を行い「SI Object Browser for 
Oracle V12」(OB)の中国版を販売しました。販売開始にあたり、OBの海賊版は
ひたすら警告を繰り返したおかげで下火になりました。しかし、今さらながらに
分ったことですが、中国では競合製品である「PL/SQL Developer」の海賊版が
広まっていました。

日本ではOBが「PL/SQL Developer」を圧倒し、英語版しかないため中国市場でも
大丈夫だと思っていたのですが、相手がタダで使える海賊版
(なんと中国語化もされていました)だと厳しい戦いになります。
 
どうやって他社海賊版と戦うか。かつて日本がそうだったように、中国でも不正
コピーを使わなくなる時期がやってきます。なので、その時までに何をすべきか
百易軟件の方々と一緒に考えました。そして「フリーソフトは海賊版と本質的に
異なる」と訴え、フリーの機能限定版「SI Object Browser Lite」を中国市場
限定で投入しました。

機能限定ながら普通に使用する機能はそろっており、さくさく動いて使いやすい
という特徴をそのまま体感いただけます。なにより不正コピーではないという
ことで、多くの技術者が試用してOBの良さを体感してくれると期待しています。
さて、どんな結末になるのか。結構、わくわくと楽しみにしている自分がいます。


 
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梅田弘之の「グラス片手にビジネスを考える」
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~トラブルが発生したときに真価が見える~

上司はトラブルが発生した時に、すぐに前に出てお詫びすべきか、自分が出る
ほどでもないかを判断します。迷うような微妙な場合、嫌なことは下に任せたい
という気持ちが働いてつい出そびれてしまいます。が、結局後になってから
お詫びするはめになり相手を怒らせてしまいます。

最悪なのは、そうやって引っ張り出されたときに私は知りませんでしたと発言
する人です。厳しいようですがそれは何の責任回避にもなりませんし、そういう
場で発してはならない言葉です。悪い情報が上がらない風土をそのままにして
いたのは自分です。もっと言えば、情報が来ないとこぼす前に自ら不正や問題が
ないかを指示して悪い情報を探し求めなければなりません。

さて、偉そうに言う自分はどうでしょう。胸に手を当ててみると、きちんと
できていない場面がいくつも浮かんできます。一つ一つを胸に刻んで“決して逃
げないトップ”に近づきたいと思います。


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ストック・コンシャス
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~東証一部へのチャレンジ~ 

10月30日に「株式の立会外分売に関するお知らせ」をリリースしました。現在、
当社は東証本則市場(一部または二部)への市場変更を申請しています。今回の
立会外分売は、東証一部指定の形式基準である株主数と流通株式(役員や大株
主等の株式を除いた株式)時価総額をクリアする目的で行うものです。

立会外分売とは、通常の株式の売買とは別に、金融商品取引所の立会時間外に
行われる株取引の一種です。大株主が保有株式を市場で大量に売却すると株価が
大幅に下がってしまう恐れがあるため、立会時間外に大量株式を多くの一般投
資家に分売する制度です(固定株が減り流動性が高まります)。

分売予定期間は11月8日(金)から13日(水)の間です。ディスカウントされた
価格で購入することが可能ですので、当社の株式に興味をお持ちの方はご検討
いただければと思います

▼ 株式の立会外分売に関するお知らせ
http://www.sint.co.jp/ir/release_20131030.pdf