■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ トピックス ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ~設計書ジェネレータ「SI Object Browser Designer(OBDZ)」で設計革命~ ソフトウェア開発では昔からワープロなどで設計書を作成しています。この非効 率な作業から脱却しようと20年前から4GLやCASE、コードジェネレータなどさまざ まなツールが登場してきましたが、未だに普及せずに手作業の設計が続いています。 これらのツールが普及しない理由は2つあります。1つはプログラムコードを生成 するために設計作業で詳細な情報を入力しなければならないこと。本来、プログラ マの裁量に任せられる部分まで設計者が定義しなければならず、設計作業の効率が かえって悪くなります。 もう1つはリバースできないこと。例えば、エンドユーザに満足してもらえるUI・ ユーザビリティとするために生成されたコードに手を加えた場合、その変更を設計 書にリバースすることができず、設計書とコードの不一致が発生してしまいます。 ならば「設計をシステム化したらコードまで生成できる」をあきらめ、「設計を システム化して設計書を生成する」というように発想転換したらどうでしょう。通 常、プログラミング作業より設計作業の方に工数がかかるので、設計作業を効率化 するだけでも大幅にコスト削減や設計品質向上ができます。そんな新発想で登場し たのが設計書ジェネレータ「OBDZ」なのです。 発売開始は6月中旬を予定しています。設計をシステム化すると、ここまで効率 化できるのだと自ら驚きながら開発していますので、楽しみにしていてください。 http://www.sint.co.jp/products/obdz/index.html ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 梅田弘之の「グラス片手にビジネスを考える」 ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ~「海外のスピードに負けない」を常に意識しよう~ 『なになにをする前に、まず、これこれをしなければ』という人がいます。確か にそうかもしれないですが、このセリフは改善・改革を先送りする常套句なので要 注意です。 ケースにもよりますが、こうやって正論を振りかざす人は得てして変 革の妨げになることが多いです。 悩ましいのは当人に決して先延ばしをする意思があるわけではないことです。生 来の生真面目さが言わせている言葉なのですが、それだけにその意見がもっともら しく取り入れられてしまいます。 海外に行った人が帰国して感想を述べるのが「スピード感が違う。それにみんな 活力がある。」という言葉です。これだけみんなが異口同音に言うってことは、歴 然とした大きな差がそこにあるということです。 つまり、我々がこれまで馴染んでいるスピード感は、グローバルではとっても遅 いということに他なりません。なら国内のライバル企業を見る代わりに海外企業を 見て、そこに負けないスピードを養う必要があります。 「うちの会社はなんでも決めるのが遅くて…」と嘆いている人がいます。でも、 嘆いているうちにその遅さに慣れてしまいます。自分だけは、もっと言えば自分の 力でもってスピード感ある雰囲気を作るように努力しましょう。 ■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ストック・コンシャス ■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ~フジテレビ「スーパーニュース」で紹介されます~ 本日(5/10)の夕方、フジテレビ「スーパーニュース」で当社が紹介されます。 安倍政権になって女性活用の機運が高まっている中、早くから充実させてきた育児 制度が注目されたようでお声がけいただきました。 当社が働く女性を支援する制度を充実させたのは6年前です。育児休業、時間短 縮勤務、週休3日勤務、そして在宅勤務などの制度を用意し、子供が3歳になるま で自分のライフスタイルに合ったものを選択利用できるようにしています。 私が少し胸を張れるのは、実際にこうした制度を利用している社員が多いという ことです。制度だけ作っても、それを活用する職場の雰囲気がなければ何もなりま せん。子育てを応援するという暖かい気持ちで快く送り出し、そして再び暖かく迎 え入れられるムードになっていることが社長として嬉しいです。 もう一つちょっと自慢なのが男性社員もかなりこの制度を利用していることです。 働く女性を応援するとか言いながら、“子育ては女性”という古い考えでは意味あ りませんので、それぞれの家庭の事情に合わせて男性社員にも気兼ねなく利用して 欲しいと思っています。 社会的に意義ある活動をきちんとやっている会社の株価は高いと言われています。 もちろん株価対策としてやっているわけではないですが、こうした活動がテレビで 放映されて女性に暖かい社会のムード作りに役立てるのを嬉しく思っています。